公益財団法人全日本弓道連盟東京都弓道連盟第二地区

当連盟について

会長挨拶

東京都弓道連盟第二地区 会長  礒部 孝


礒部 孝

歴代会長、役職員と諸先達のご努力、そして第二地区会員の日夜にわたるご努力により東京都弓道連盟第二地区は平成25年に創立60周年を迎えました。

昭和28年に東京都の弓道がそれまでの5地区制から3地区制に改正され、大田区・品川区・目黒区・港区・渋谷区・世田谷区の6区を擁する東京都第二地区弓道連盟となりました。そしてその後、平成23年に改組された全日本弓道連盟の公益財団法人化に伴い「東京都弓道連盟第二地区」となりました。

第二地区には現在約2600名余の会員が集い、毎月の月例会、講習会、地区審査、各種競技会等に充実した活動をしています。

月例会は昭和29年6月に第1回を開催してから平成25年11月に第700回を迎えました。その会場は、天皇盃が初めて下賜されて行われた全日本選手権大会会場の「駒沢公園弓道場」、「明治神宮至誠館弓道場」、全弓連中央道場である「至誠館第二弓道場」と本当に恵まれた環境で行われ続けて来ました。風雪等でやむなく中止となった月例会もありましたが、半世紀にわたる700回の継続は第二地区会員の誇りであります。

会員の親睦と射術の相互研鑽をする月例会・講習会等を積み重ねる中で、弓界最高峰である十段に就かれた宇野要三郎先生、浦上榮先生、浦上博子先生、そして日本弓道の研究に貢献された石岡久夫先生、至誠館弓道場の初代師範としてその礎を築かれた土屋吉太郎先生等、偉大な先達を生んだ東京都第二地区の誇りある伝統を守り、今後とも皆様とともに一層発展することを祈念いたします。